フランツ・リスト、音楽史上最高のピアノニストとして知られる19世紀の作曲家。
指が6本あるのでは!?と噂されるほどの演奏テクニックと、どんな曲でも初見(知らない曲の楽譜を見てすぐに弾く事)で弾けるといわれた演奏力の高さは伝説になっているそうです。
更に容姿端麗で女性に大人気。色恋沙汰が絶えず、演奏会のステージではその華麗の姿に熱狂して失神するご婦人までいたそうで、まさにスーパースター♪
こんな感じ↓
今のクラシックの演奏会の雰囲気とはずいぶん違います。
リストは他の誰にも弾く事が出来ない超絶技巧曲を、いくつも自分のために作曲しました。
特に「パガニーニによる超絶技巧練習曲」は、その後20世紀のピアノの巨匠と言われるピアニストですら「演奏不可能」となり、巨匠ですら弾けないのでは誰も弾けず誰も聴くことが出来ない….
それでは困ったと言うことになり、後に「パガニーニによる大練習曲」として、常人にも弾ける難易度に改訂されています。現在のものはこちら。それでも十分難しいです。
一体、リストのテクニックはどれほどのものであったのか….気になります。